【春はとくに要注意!】初心者免許・新天地運転の方への思いやり運転を
ご進級、ご入学、ご就職おめでとうございます。
期待と不安の春ですね。
でも大丈夫。周りの皆もきっと同じように感じているはず。
少しずつ新しい環境に慣れてくださいね。
さてこの春、
家の前に駐車しようとする見慣れない初心者マークの車が。
不規則な動きでバック駐車を試みていました。
出てきたのは見慣れぬ若者、と思いきや大学進学で見事垢ぬけた甥っ子。
もちろん隣には罰ゲームを受けたかのような甥母。
そうです、春先は免許を取り立ての学生さんがわんさか。
そしてその練習に付き合う親がげっそりとしている事でしょう。
高速なんて乗った日には寿命が3.4年縮んでいるかもしれません。
また、普段車に乗り慣れている方も、転勤などで知らない土地にきたばかりの時は運転にムラが出る方も多い時期。
普段から十分に気をつけている方がほとんどかと思いますが、
春は特に「かもしれない運転」が重要となる季節でもあります。
出会いの季節、車で出会い頭にゴツン…なんてのは絶対に避けなければなりません。
今回は、初心者マークや運転に不慣れな車を見かけた際の注意点を少しおさらいしていきましょう。

【運転の基本にして極意】
●車間距離を取る
自転車生活とは違い、運転者目線で見ると世界はがらりと変わります。
曲がり角で注意すべき箇所も多く、車では通れない道は迂回路を覚えなければならない、大通りでの右折や交差点、車線変更など、運転に不慣れな方は余裕をもった判断ができず急ブレーキを踏む事があります。
心と車間にゆとりをもって、しっかりと物理的な距離を取りましょう。
●早めのウインカーを
自分が次の動きを回りにアピールする事で、初心者の方も早期に気づき対応をする事ができます。
急ハンドル、急ブレーキのないように心がけて運転しましょう。
●追い越しは無理にしない
焦りから不測の車線変更が入る可能性を考えて、急な追い越しはせず状況を確認しましょう。
車が至近距離に近づいた時、後方からの車両は死角となる時間があり、車線変更時はバック、サイドミラーだけでなく目視で横を確認すると思います。
運転が不慣れな場合、このヒヤリハットを起こす可能性が非常に高く、普段の運転でも注意しなければなりません。

●サンキュー事故にも気をつけて!
自転車に乗りたての子供や、バイク免許を取ったばかりの学生も多い季節。
時折急展開をしてくる危険運転が見かけられます。
レンタルバイクも増え、普段乗らない人がちょっと乗るだけの経験値不足感が否めず、バイクの接触事故は非常に起こりやすいものです。
教習所でも重々習ったサンキュー事故にも十分ご注意を。
車両を譲ったはいいが、後方からくるバイクや自転車を確認できておらず、車の影からスっと音もなく出てくるあの瞬間は誰もが一度は経験した事があるかと思います。
普段から曲がり角や路側帯は注意して確認、信号のない住宅街の交差点は子供の飛び出しも多いので、確認に次ぐ確認で安全な走行を心掛けましょう。
●夕暮れ時、夜間走行は事故の多い時間帯
夕方の日が沈む前後の時間帯は特に事故が多く発生する時間。
自動車や自転車が気を付けるのはもちろんの事、帰宅中の子供たちの動きにも十分注意をしてください。
●イライラせず、寛大な心で
運転をする人が必ず通ってきた道、「初心者」
過去の自分も誰かの優しさで道を譲ってもらったり驚かせたりたくさんの経験を経て今があると思います。
ヒヤリ・ハットは自分がせずとも意図せず起こされることもあります。
初心者マークの車両やレンタカーなどはそっと見守れる距離から温かい目で、
もっと危険そうな運転には、しっかりと距離を取るか、迂回路を通り自分の身の安全を守りましょう。
【まとめ】

運転でも仕事でもなんでも、経験を積まねば慣れることはありません。
時に厳しくクラクションを鳴らす事も教育。
誰かから受けた優しさは続くもの。
運転をする先輩として社会全体で見守り、一丁前の優良ドライバーを育てていきましょう。
皆さん、素敵なカーライフを!
甥っ子たちよ!がんばれ!
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