【雨の日運転の徹底ガイド】

少し前に弊社店長から

「タイヤの溝がなくなっているから、そろそろ交換しとこう」

「タイヤは発注しとくから、普通に走る分には問題ないけど雨の日は気をつけてね」

車のプロがスタッフに注意を呼び掛けるとき、それはかなり「重要」だと思っております。

すみません、言われたのは他でもない自分です。もう一度すみません。

そんな訳で、梅雨が来る前に交換してもらった訳ですが、それまでかなり慎重に走っておりました。驚くくらい基本に忠実で教習所のような走りをしていました。

さて、九州北部も梅雨入り発表がありましたが、これから雨の日の運転が多くなるにあたり、自分自身も注意事項をおさらいしておきたい!という訳で重点をまとめてみました。

安全な梅雨ドライブのために、よろしければご一読ください。

雨の日の街中運転写真

雨の日の運転で気を付けるべきポイント

雨の日の運転は、晴れた日と比べて視界が悪くなり、路面のグリップ力も低下します。
だからこそ、“いつも通り”の運転ではなく、“いつも以上”の注意が求められます。

ここでは、実際のトラブルを防ぐために知っておきたい6つのポイントを詳しくご紹介します。


タイヤの溝の写真

1. タイヤの溝をチェックしよう!【雨の日の基本中の基本】

タイヤは車の命とも言えるパーツ。特に雨の日は、タイヤの状態が安全性を大きく左右します。

なぜ溝が重要なのか?

タイヤの溝は、路面に溜まる水の膜をかき分ける役割があります。

溝がすり減っていると、水の膜をかき分ける力がなくなり、タイヤが水の上に浮いたような状態(=ハイドロプレーニング)に。
この現象が起きると、ハンドル操作やブレーキが一切効かなくなり、非常に危険です。

どれくらいあれば安心?

  • 新品タイヤの溝深さ: 約8mm

  • 溝が4mmを切ると: 性能が急激に低下

  • スリップサイン(1.6mm)に達すると: 法的に交換が必要

雨の日はタイヤの状態が命綱!
少しでも不安があれば、お気軽に当店へご相談ください。


2. スピードは控えめに【路面が濡れると制動距離は約2倍】

濡れた路面では、タイヤと路面の摩擦が弱まるため、ブレーキを踏んでも車がなかなか止まりません。

制動距離の比較(目安)

  • 晴れの日:時速60km → 約40m以上

  • 雨の日:時速60km → 約80m以上必要なことも!

参照外部リンク~チューリッヒ保険会社~

安全な走行のために

  • スピードは控えめに(特にカーブ・交差点前)

  • 車間距離は普段の約2倍を確保

  • ブレーキは早めに・じわっと踏む

急のつく操作(急ブレーキ・急ハンドル・急加速)は禁物!


3. ワイパーの状態をチェック【視界確保は安全運転の第一歩】

雨の日の視界確保に欠かせないのがワイパーです。
意外と見落とされがちですが、ワイパーの劣化は早く、1年に1度は交換が推奨されています。

チェックポイント

  • 拭きムラがある

  • ビビる(ガタガタと振動する)

  • ゴムが裂けている or ヘタっている

👉 劣化ワイパーは雨の日に「見えない不安」を招きます。
当店ではワイパー点検・交換やガラスコーティングも承っていますので、お気軽にどうぞ!


4. ライトは早めに点けよう【“見える”と“見られる”の両方が大事】

「雨の日は見えづらい」だけでなく、「他の車から見えづらくなる」ことも大きなリスク。

ポイント

  • 薄暗く感じたらすぐライトON(昼間でも)

  • フォグランプは霧や豪雨のときに有効

  • ハザードの活用:前方の渋滞や徐行時にも安全アピールに

特にグレーや白っぽい車は、雨の中では背景に溶け込みやすいので要注意!


ブレーキを踏む雨の日の車の写真

5. ブレーキは“やさしく・早めに”【滑らせない工夫を】

雨の路面は摩擦係数が低くなり、タイヤのグリップ力も劣る事で滑りやすく、急ブレーキはすぐにスリップやロックの原因になります。
とくに信号の手前、カーブの前では「減速の予告」を早めに行うことが安全につながります。

安全なブレーキングのコツ

  • アクセルは早めにオフ

  • エンジンブレーキ(シフトダウン)も活用

  • ポンピングブレーキ(軽く数回に分けて踏む)も効果的

  • 早めにゆっくりとブレーキが大原則

後続車にも配慮したブレーキングを意識しましょう。


6. エアコンで窓のくもり対策【視界の確保=安全の鍵】

雨の日は外気と車内の温度差・湿度差で窓がすぐ曇ります。
前が見えにくい状態での運転は非常に危険です。

効果的な対策

  • エアコンのA/CボタンをON(湿気を外へ)

  • デフロスター(フロント除湿)を使う

  • 可能なら窓を開けて喚気

窓のくもりはエアコンで一発解決!
エアコンの効きが悪いと感じたら点検もおすすめです。


最後に:雨の日は「点検」と「ゆとり運転」で安心を

雨の日の運転は、ちょっとした油断や整備不足が大きな事故につながるリスクも。
だからこそ、事前の車両チェック+いつもより丁寧な運転が何よりも大切です。

当店では以下の点検も無料で行っています👇

  • タイヤの残り溝・空気圧チェック

  • ワイパーの状態確認

  • ライトの点灯チェック

  • エアコン効き具合の点検

お出かけ前の“ちょっと不安”は、ぜひ私たちにご相談ください!

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