ローリングストックで日頃から備える
未曾有の大災害、「東日本大震災」から14年
3.11という言葉は、人々の心にも深く刻まれた数字となりました。
当時の映像が流れるたびに、例えようのない恐怖を感じます。大震災は、遠い話ではありません。
ここ福岡では、「警固断層」を抱える地震帯でもあります。
海洋プレート型の地震と比べ、内陸地震は長期データからの予測が難しく、いつ起こってもおかしくないものとして備える事が重要です。
例えば2016年4月に発生した熊本地震、
発災前は約30年以内の地震発生確率の予測は0〜0.9%という1%未満の確率でした。
警固断層は現在、30年以内に0.3%~6%と、日本国内で見ても発災確立の高いグループに属します。
想定される最大震度はマグニチュード7.2程度。
日向峠−小笠木峠(おかさぎとうげ)にも断層帯はあり、こちらは将来予測が更に難しいですが最大震度は同程度という調査報告もあります。
【参照】外部サイト
インフラの壊滅的な被害を想定し、行政の支援が届くまでの最低3日分の生活品を準備しておく事が重要です。
今後30年以内の発生確率が80%に引き上げられた南海トラフでは、交通網も乱れ、震源地から遠い場所でも物流などに大きな影響が予想されており、一週間程度の備蓄が必要とされています。
各ご家庭でも、普段から備蓄の意識を自然と身に着けていくことが大切です。
たとえば1日に飲料水として確保する量は一人当たり3ℓ、家族4人の場合1日で12ℓ、3日間で36ℓにも及びます。
6本入りケーズを6ケース、これだけでも相当の量となりますが、全てを完璧に準備するのではなく、普段から「賞味期限の迫っているものから消費し、ストックが減ったら買い足す」を繰り返していくことで在庫を大幅に増やす事なく、場所をとることなく備蓄できる「ローリングストック」を活用し、日ごろからの備えを自然と意識していく事が大切です。
【参照】外部サイト
・災害が起きる前にできること…ローリングストック例
度々大きな災害に見舞われる日本列島
この3.11に、今一度防災を考えてみる機会として、ぜひご家族でお話しされてみてください。
記憶に新しい能登の震災も、今だ復興が進まぬまま避難所生活を送られている方も多くおられます。
一日も早い復興を心より願います。
本日Yahoo!では「3.11」と検索すると東北や能登支援として10円の寄付ができるようになっております。
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