夏の車内にモバイルバッテリーを置いたままにすると…

バッテリー放置は車両火災の危険有り!

バッテリー火災

夏はなにかとお出かけの多い季節、

写真を撮ったり暇つぶしの動画を見たり、スマホの多用で充電がみるみる減っていく…

そんな時に大活躍するのがモバイルバッテリー。急速充電してくれるお出かけの強い味方ですよね。

便利な必需品ともいえるアイテムですが、そんな便利アイテムも使用方法を誤ると大変危険。

近年ニュースでも度々取り上げられるこのモバイルバッテリーやリチウムイオン電池搭載の製品による出火、

令和5年度の東京消防庁調べでは167件も起きており、前年度からもバッテリー需要増に伴い事故件数も増加傾向にあります。

 

リチウムイオン電池から出火する仕組み

リチウムイオン電池の内部は+極と-極が絶縁膜で隔離されている構造ですが、これに強い衝撃や過度な熱などが加わると内部ショートが起き、瞬間的に大きなエネルギーが発生します。

リチウムイオン電池には燃えやすい材料も使われているため、同時に爆発や火災の原因につながるのです。

  車内温度

夏の車内温度は人も家電も絶対無理!

夏だけが危険という訳ではありませんが、高温下での放置は大変危険。8月の屋根が無い空の下では車内温度は1時間で50度に達します。

真夏のダッシュボードはJAF調べによるとなんと最高79度。

想像を超える暑さですが、これは毎日のように真夏の車内で実際に発生している温度なのです。

リチウムイオン電池は高熱下だけでなく、バッテリーを落としたり踏んでしまった際の外部衝撃でも出火や爆発の大きな原因となります。

その他、分解や誤った廃棄、充電方法を間違ってしまったりなど、適切で安全な使い方をしなければ大事故やケガのもととなるのです。

 

携帯扇風機

 

リチウムイオン電池を含む製品

モバイルバッテリー

携帯電話・タブレット端末

電動アシスト自転車

充電式携帯扇風機

コードレス掃除機

電動工具

ポータブル電源

加熱式たばこ

ノートパソコンなど。

 

身近な物にたくさん使われているリチウムイオン電池、普段から使用方法の適切な使い方が大事ですね。

 

まとめ

いかがでしたか?

リチウムはとても軽く携帯に便利な為、ポータブルやコードレス製品に使われやすいものですが、あまりに身近なものなのでついつい扱いが雑になってしまいがち。

今一度その危険性などを理解した上で、普段から適切な使用方法を習慣化していきましょう。

まだまだ続く猛暑の夏、夏の楽しい思い出をたくさんスマホに収めてくださいね。

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